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冷水でキュッとしめたそうめんもおいしいですが、温かくして食べるにゅうめんもいいですよね^^
人によっては、味噌汁にそうめんを入れるのが定番の食べ方という人もいます。
ただ、温かいスープにそうめんを入れるなら、別茹でする必要があるのかな?とふと疑問が。
お鍋ひとつでそうめん料理が完成したら楽ですが、そうめんの茹で汁はそのまま飲んでしまうと体によくありません。
そうめんの茹で汁を料理に使うときは、塩分を調整する必要があるんです。
今回は、そうめんの茹で汁はそのままだと体に悪い理由やそうめんの塩分を減らすコツについてまとめました。
そうめんの茹で汁はそのままだと体に悪い?
そうめんの茹で汁はそのままだと塩分が高く、体に悪いとされています。
麺類の中でもなんとなく体に優しいイメージのあるそうめんですが、そうめんを茹でたあとの茹で汁には大量の塩分が溶け出しています。
そうめんに限らず、うどんや中華麺のような小麦粉を使った麺は、小麦粉のグルテンを引き締めてコシをだすために塩は必須。
さらにそうめんのような乾麺に対しては、麺が急激に乾きすぎないように抑えるという役割もあり、そうめんに塩は欠かせないアイテムとなっています。
そうめんの中の塩分は、そうめんを茹でることでお湯の中に溶け出します。
そうめんの茹で汁をそのまま飲んだり調理に使うことは、塩分の摂りすぎの可能性があるために、体に悪いと言われているわけです。
そうめんの塩分を減らすコツ
そうめんの塩分を減らすコツは2つあります。
- そうめんは別茹でしてしっかりと流水でもみ洗いすること
- そうめんを別茹でせず使うときは他の調味料の使用を控えめにする
そうめんは別茹でしてしっかりと流水でもみ洗いする
『揖保乃糸』のメーカーである兵庫県手延素麺協同組合のHPを見てみると、
上級品1人前(乾麺2把=100g)の塩分は約5.7gですが、ゆで上げてしっかりと揉み洗いすることで、約0.6gになります。
大半の塩分はお湯に溶け出てしまいます。
よくある質問
との記載があり、そうめんは茹でることで塩分が減ることが分かります。
塩分が気になるのであればそうめんは別茹でするのが基本ですね!
ただ、別茹でしたあとにザルにあげただけではお湯に溶け出した塩分がそうめんに付着したまま。
しっかり流水でもみ洗いすることで、塩分も洗い流して同時にコシのある食感を作り出します。
そうめんの塩分を減らしてさらにおいしく食べるためには、そうめんは別茹でして流水でもみ洗いしましょう。
そうめんを別茹でせず使うときは他の調味料の使用を控えめにする
そうめんを別茹でせず使うときは、他の調味料の使用を控えめにするのが塩分を抑えるポイントです。
そうめんを別茹でせずに使うのは楽ちんですが、やっぱり塩分が気になることも…。
そんな場合は、もともとそうめんにある塩分ありきで料理の味付けをしましょう。
そうめんの塩気を生かして、醤油や味噌の量は控えめにする。
うま味の強いきのこやトマトを具材に入れるなど。
そうめんを入れてから料理の味付けをすると「思ったより塩辛くなってしまった…」なんて失敗がありませんよ◎
また、そうめんを別茹でしないと小麦粉のデンプン質がスープに溶け出し自然なとろみがつきます。
とろみのおかげで温かいスープは冷めにくくなるので、特に寒い時期にぴったりです。
食塩無添加のそうめんもある
もっと手軽にそうめんの塩分を減らしたいという人には、食塩無添加のそうめんも検討してみてください。
塩分を気にせず使うことができ、赤ちゃんの離乳食にもおすすめ^^
料理の味付けの邪魔をしないのでいろんなアレンジができそうですね◎
まとめ:そうめんの茹で汁には塩分が多く含まれている
そうめんの茹で汁はそのままだと体に悪いと言われているのは、そうめんの塩分が茹で汁に溶け出しているためです。
そうめんの塩分は茹で汁に9割溶け出すとも言われているので、別茹でして流水でもみ洗いすれば大丈夫!
もしそうめんを別茹でせずに使うときは、そうめんの塩分を生かして料理の味付けをしてくださいね。