かぼちゃを切ると白い!カビの見分け方は?

かぼちゃを切ったら白い!食べられる?

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かぼちゃは料理にもお菓子にも使える万能野菜。

我が家はかぼちゃスープをよく作るので、かぼちゃも定期的にスーパーで買っています。

買ってきてすぐにかぼちゃを使えばいいんですけど、たまに忘れちゃうことも^^;

久しぶりにかぼちゃを使おう!となってかぼちゃを切ると、切り口が白くなっていることがあります。

普段見慣れないものが付いてると「もしかしてカビかな?」なんて不安になりますよね。

でも大丈夫!

かぼちゃを切ると白いのはカビではなく、かぼちゃの成分によるものなんです。

今回は、かぼちゃを切ると出てくる白いものの正体やかぼちゃがカビたときの見分け方についてまとめています。

かぼちゃを切ると白いのはカビ?

かぼちゃ

かぼちゃを切ると、出てくる白いもの。

買ってきたばかりのかぼちゃや新鮮なかぼちゃには見られず、収穫から時間が経ったかぼちゃによくみられる現象です。

白いものの正体は「かぼちゃのでんぷん」で、時間が経ってかぼちゃが乾燥してでんぷんが結晶化したものなんです。

でんぷんはかぼちゃだけでなく様々な食材に含まれる成分で、もちろん口にしても何の問題もありません◎

かぼちゃのでんぷんが結晶化して白くなったものは、切り口に出る場合とかぼちゃの皮の下や内部に出る場合があります。

皮の下や内部に出てくるでんぷんが結晶化したものは、かぼちゃが育っている最中に脱水症状状態になると現れると言われています。

かぼちゃが大きくなっていくときに雨の量が少ないと、でんぷんが結晶化しやすいんだとか。

皮の下や内部にできる白いものは取り除いたほうが◎

かぼちゃの切り口に出る白いものも、皮の下や内部に出る白いものも、どちらもでんぷんなので食べても問題はありません。

見た目に気になる場合は、白い部分だけ切って使ってくださいね。

ただ、皮の下や内部に出る白いものはかぼちゃの発育が悪い時にみられるもので、硬かったり苦い場合もあります。

こちらは取り除いて使ってください。

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かぼちゃがカビるとどうなる?

はてな

かぼちゃを切ると出てくる白いものはカビではないことが分かりました。

では、かぼちゃがカビるといったいどんな状態になるのでしょうか?

かぼちゃのカビの種類

・白いふわふわとしたものが、ワタや種の部分から発生している

・黒色のカビ

・緑色のカビ

かぼちゃのカビには3種類あります。

黒色はかぼちゃにはない色なので、比較的カビだとすぐに分かりやすいですよね。

緑色のカビは、かぼちゃの皮の付近に発生すると同じ緑色なので少し分かりにくいかもしれません。

「これはカビかな?」と思ったら、かぼちゃを切って中がどうなっているか見てみてください。

内部にまで緑色が広がっていたらそれはカビです。

注意が必要なのは白いカビです。

一見かぼちゃのでんぷんが結晶化したものと思うかもしれません。

しかし、でんぷんが結晶化したものはカサカサとしていますが、白カビは綿菓子のようにふわふわとしています。

かぼちゃのワタや種の部分に発生しやすいのも特徴◎

かぼちゃのカビは食べてはいけない!

私もよくやっちゃうんですが、「取り除けば大丈夫でしょ」といってカビが生えた部分だけ取り除くこと。

かぼちゃの場合は、カビが生えてしまったら食べるのはやめてください。

特に白いカビには有毒性があり、食べると食中毒を起こす恐れも。

白いカビは酸素の力が強く、カビが生えた場所から分解していきかぼちゃ全体の品質も落としてしまいます。

白いカビが生えたものは「カビだけ取り除いて食べる」なんてことはしないで、すぐに処分してくださいね。




黒色のカビ・緑色のカビも同様です。

白いカビに比べて有毒性は低く加熱することで殺菌することもできます。

しかし、完全に毒がなくなるわけではなく、また品質も落ちているのでおいしくありません><

もったいないですが、食べるのはやめておきましょう。

かぼちゃをカビさせない保存方法

かぼちゃ

かぼちゃは水分が多く、カビやすい食材。

そのまま冷蔵庫に入れておくだけだと、すぐにカビが発生しちゃうんですね。

でも、ちょっとしたポイントを押さえればカビさせないこともできるんです◎

かぼちゃをカビさせない保存方法:カットしたかぼちゃ

スーパーではカットされたかぼちゃを買う人も多いと思いますが、意外にすぐに傷んじゃうんですよね^^;

カットしたかぼちゃの保存方法はこちら↓

  1. かぼちゃのワタと種を取り除く
  2. ラップで全体をきっちりと包む
  3. ジッパー付きの袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存(日持ちは3~4日)

カビは水分量の多いところから発生します。

なので、カットしたかぼちゃの場合まず水分量の多いワタと種を取り除くことで、格段にカビが発生するのを抑えることができます◎

先にワタと種を取っておけば、次に調理するときも使いやすいんですよ♪

かぼちゃをカビさせない保存方法: 丸ごとのかぼちゃ

丸ごとのかぼちゃは、カットしたものよりは日持ちがします。

  1. かぼちゃに土がついていたらきれいに洗い流して、水気をしっかりふく
  2. 新聞紙で全体を包んで、冷蔵庫の野菜室で保存(日持ちは約1ヶ月)

冬場など温度が低ければ、冷蔵庫に入れなくても大丈夫です◎

高温多湿の場所を避けて、風通しの良い涼しい場所に置いてください。

かぼちゃをカビさせない保存方法: 冷凍保存

かぼちゃをすぐに使う予定がないときは冷凍保存がおすすめ!

  1. かぼちゃはワタと種を取り除く
  2. かぼちゃを小さめの角切りや薄いくし型切りにカットする
  3. 小分けにしてきっちりラップで包む
  4. ジッパー付きの袋に入れて、冷凍庫で保存(日持ちは2週間)

冷凍したかぼちゃは、解凍せずにそのまま加熱調理してくださいね。

解凍してしまうと、水分が出てぐにゃっとしたやわらかい食感になってしまいます><

私はかぼちゃスープ用に皮を取り除いて適当に切ったものを冷凍しています。

スープを作るときは、凍ったまま鍋に入れてコンソメや牛乳と煮込むだけなのでとても楽ちん^^

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かぼちゃを切ると白いのはカビ?まとめ

  • かぼちゃを切ると出てくる白いのは、カビではなくかぼちゃのでんぷんが結晶化したもの
  • 食べても害はないが、皮の下や内部にできる白いものは硬かったり苦いこともあるので取り除くといい
  • かぼちゃのカビの中でも、白いふわふわとした白カビは有毒なので注意

かぼちゃを切ると出てくる白いのは、かぼちゃのでんぷんが乾燥して結晶化したもの。

カビではなく、食べても害はないので安心してくださいね。

しかし、かぼちゃは水分量が多く傷みやすい食材。

買ってきたかぼちゃは、できるだけ早くワタと種を取り除いて保存するようにしましょう。

すぐに使わない場合は冷凍保存するのがおすすめです^^

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