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きちんと分量通りに作っているはずなのに、どうもシチューがシャバシャバ…。
味としてはもちろんおいしいですが、せっかく食べるならしっかりとろみのあるシチューが食べたいですよね。
シチューのルーが余っていればルーを足せば問題ないですが、全部使い切ってルーがないときが困りもの。
でも大丈夫!
シチューがシャバシャバでとろみがつかないとき、家にあるもので代用してとろみをつけることができるんです^^
今回はシチューにとろみをつける方法や、どうしてシチューがシャバシャバになってしまうのか原因をまとめました。
シチューがシャバシャバでとろみがつかない時の対処法
シチューがシャバシャバでとろみがつかないとき、ルーがなくても家にあるものでとろみをつけることができます◎
小麦粉を使ってとろみをつける方法
私はシチューにとろみがつかないとき、小麦粉をそのまま振り入れちゃいます。
私のシチューは市販のルーを使っていないので、もともととろみが強くなく、あとから小麦粉を振り入れてもあまり影響がないのかもしれません。
ただ、市販のシチューのルーを使っている場合や失敗したくない!というときは、小麦粉を水で溶いたものを加えるのをおすすめします。
水溶き小麦粉にすることでシチューの中に入れてもダマになりにくく、自然なとろみをつけることができますよ!
- 小麦粉大さじ1杯を器に入れて、泡だて器でぐるぐる混ぜる
- 水大さじ3杯を少しずつ加えて、泡だて器でよく混ぜる
- 煮込んでいたシチューの火をとめて、水溶き小麦粉を少しずつ加えながらよく混ぜる
- もう一度火にかけてしばらく煮込む
最初に小麦粉だけを泡だて器でよく混ぜるのがポイント。
本当はふるいにかけるのがいいんですが、面倒なので泡だて器でぐるぐるして粉のダマをなくしておきます。
できた水溶き小麦粉は全て入れなくても大丈夫。
少しずつシチューに加えて、好みのとろみをつけてくださいね。
火にかけるととろみは強くなるので、「少し物足りないかな?」くらいで水溶き小麦粉を入れるのをやめるのがコツです^^
小麦粉とバターを使ってとろみをつける方法
少し手間はかかりますが、小麦粉とバターで「ブールマニエ」を作って、シチューにとろみをつける方法です。
- バター大さじ1杯を常温で戻してクリーム状にする
- 小麦粉大さじ1杯と合わせてよく混ぜる
- 火を止めたシチューに加えてよく混ぜる
- 火にかけてしばらく煮込む
洋食ではとろみ付けに欠かせないもので、バターが入ることでコクも出ておいしくなりますよ◎
マカロニやチーズでとろみをつける方法
他の具材を加えてとろみをつける方法です。
下茹でしたマカロニをシチューの鍋に入れて煮込めば、マカロニのでんぷん質がシチューの中に流れ出て自然なとろみがつきます。
パスタでもいいのですが、長いと食べにくいのでショートパスタがおすすめ◎
また、チーズを入れても手っ取り早くとろみをつけることができます。
チーズの味が出ますが、それはそれでおいしい^^
私は2日目にシチューを食べるときにアレンジとしてチーズを入れることもあります。
シチューがシャバシャバになる原因
シチューがシャバシャバになる原因として考えられるのは3つ。
- 具材から水分が出ているため
- 煮込み時間が少ないため
- お玉で直接味見をしているため
それぞれ詳しく見ていきましょう!
具材から水分が出ているため
野菜や海鮮など、具材がゴロゴロ入ったシチューはおいしいですよね♪
しかし、多く入れれば入れるほど具材から水分が出てきて、シャバシャバになってしまいます。
海老やホタテといった海鮮だけでなく、白菜や人参・じゃがいもだって水分が出るんですよ。
レシピに記載の量より多く具材を入れる場合は、具材から出る水分を考慮して、加える水や牛乳の量を減らしましょう。
「思ったよりとろみがつきすぎた」という場合は、あとから水分を加えれば簡単に調整できます◎
煮込み時間が少ないため
シチューのルーは入れた後しばらく煮込むことでとろみが出てきます。
焦げ付かないように弱火で15分ほどじっくり煮込みましょう!
また、ルーを入れるときは「必ず火を止めてから」入れるのがコツ。
いったん火を止めることで、お鍋の中の温度を下げ、ルウを溶けやすくするためです。
高温で煮えている鍋にルウを加えると、ルウに含まれる小麦粉が膜を作り、溶けにくくなります。
火を止めると鍋の中の温度はすぐに90℃くらいまで下がり、ダマになる心配もなくなります。
よくいただくご質問
ちょっとしたことですが、きれいなとろみをつけるためには必要なことです。
これまで火をつけた中にルーを入れていた!という人は、ぜひ試してみてください。
お玉で直接味見をしているため
シチューの味見をするときに、鍋に入っているお玉に直接口を付けて味見をしていませんか?
するとお玉に唾液がつきますよね?
唾液に含まれる「アミラーゼ」という酵素は、とろみのもとになるでんぷん質を分解する働きがあります。
少しの量のアミラーゼでも、時間が経つととろみがなくなる原因に。
味見をする際は、必ず別の清潔なスプーンなど使うようにしましょう!
シチューがシャバシャバにでとろみがつかない対処法まとめ
- シチューがシャバシャバでとろみがつかないとき、小麦粉を加える・ブールマニエを加える・マカロニやチーズを加えることでとろみをつけることができる
- シチューがシャバシャバになる原因は、具材から水分が出ている・煮込み時間が少ない・お玉で直接味見をしていることが原因
シチューを作るときは、具材からでる水分のことも考えて、少な目の水や牛乳を加えて作ると失敗しにくいです。
もし出来上がったシチューがシャバシャバでも、小麦粉を使えば簡単にとろみがつくようになりますよ◎
参考になると嬉しいです^^