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「朝はパン派」という人は多いと思います。
我が家ももれなく朝はトーストが定番。
なんの変哲もないスーパーで買えるお手頃な食パンを使っていますが、毎日おいしく食べています^^
秘密はトーストの温度。
トーストは高級食パンでなくても、温度に気を付けるだけでおいしく焼き上げることができるんです。
今回は、おいしく食べるためのトーストの温度についてまとめました。
トーストの温度は何度で焼くとおいしい?トースターの場合
トーストの温度は焼き上がりの好みによっても変わります。
焼き上がり | 温度 | ワット数 |
---|---|---|
焼き色は薄め・全体的にやわらかさが残った焼き上がり | 予熱し220℃ | 約1000w |
焼き色はしっかり・全体的にカリっとした焼き上がり | 予熱し250℃ | 約1200w |
自分の好みによって温度を変えましょう。
温度調節がついていないトースターの場合は、1000wだと約220℃~230℃くらいまで、1200wだと250℃~260℃くらいまで温度が上がります。
予熱 | 3分~4分 |
焼き時間 | 2分~3分程度 |
トースターによって、加熱時間は変わると思いますが、大体の目安は上記の通り。
パンの厚みや好みの焼き上がりによって加熱時間も違ってくるので、いろいろと試して自分好みの焼き加減を見つけてみてくださいね^^
私は、トーストは耳にもある程度のやわらかさがあるほうが好きなので、200~220℃の低めの温度で焼いています。
家族は全体的にしっかりと焼き色がついた仕上がりが好みなようで、温度設定は250℃と高め。
家族がトースターを使ったあと、うっかりそのままパンを焼くといつも好みでない仕上がりになってしまってちょっとがっかりしちゃいます(笑)
どちらの仕上がりの場合も設定温度は高めになっていると思います。
というのも、トーストは【高温で短時間で焼き上げる】ことがおいしさの秘訣だから。
のちほど詳しく紹介しますが、焼く時間を短くするために温度を高めに設定しています。
大切なのは、あらかじめ予熱しておくこと。
設定した温度にすぐ上昇するトースターならいいですが、多くのトースターは設定した温度になるまで時間がかかります。
250℃に設定したトースターにパンを入れて焼き始めても、その段階ではまだトースターの庫内温度は250℃にはなっていないんですね。
「高温に設定しているのに思ったような焼き色がつかない」というのは、実際は設定した温度で焼けていないことが原因です。
設定した温度でパンが焼けるよう、あらかじめ予熱でトースター庫内を温めておきましょう!
オーブンでトーストを焼く場合の設定温度
お菓子を焼いたりグリル料理を作るのに便利なオーブン。
実はトーストを焼くこともできるんです。
オーブンに【トースト機能】があれば問題なし。
トースターを使うより多少時間はかかりますが、トースターと同じように焼けますよ。
トースト機能がないオーブンの場合は180~190℃に予熱したのち、10分ほど時間をかけて焼き上げることはできます。
ただし、オーブン機能でトーストを焼くということは、一度焼きあがったクッキーやパウンドケーキを再び焼いているのと同じ。
焼き色がなかなかつかないうえ、水分が蒸発しパサパサの食感になってしまいます。
オーブンでもトーストを焼くことはできますが、トースト機能がないのであればそのまま焼くのはおすすめできません。
もし、トースト機能のないオーブンでトーストを焼くのであれば、上にチーズや具材を乗せてから焼いてください。
ピザトーストがいいですね。
具材の水分でパンのパサつきが軽減できますよ。
トーストをおいしく焼く裏技
ここからは、トーストをおいしく焼く裏技を3つ紹介します!
高級食パンでなくても少し工夫するだけでパンはおいしくなるので、ぜひ試してみてください。
- 焼く前に水を吹きかけること
- あらかじめ庫内は予熱しておくこと
- 食パンに切り込みを入れて焼くこと
焼く前に水を吹きかける
トーストする前に食パンには霧吹きなどで水を吹きかけましょう。
霧吹きがない場合は手でささっと水をかけてもOK。
高級トースターにあるスチーム機能を自分で用意しちゃうんです。
焼くうちに蒸発していく水分をあらかじめ補っておくことで、トーストの焼き上がりがパサつかずしっとりします。
我が家のトースターにはスチーム機能がついていますが、正直スチーム機能と自分で水をかけるのと味の違いは感じられません(個人的な感想になります)。
「うちのトースターにはスチーム機能がないしなあ…」という人も、一度水をかけてからパンを焼いてみてください。
あらかじめ庫内は予熱しておく
トースターはパンを入れる前から予熱しておきましょう。
トーストをおいしく焼くために大事なのは、できるだけパンの水分を蒸発させないこと。
高温で短時間で焼き上げることが必須なのですが、そのために予熱が欠かせないんです。
トースター庫内が十分に温まるぐらい予熱できてから、パンを入れてください。
200℃の予熱は3分もあれば完了します。
食事の用意をするとき、まずはトースターのスイッチを入れるのを習慣づけるようにしましょう。
食パンに切り込みを入れて焼く
4枚切りや5枚切りのような厚みのある食パンを焼くときに有効な裏技がこちら。
焼く前に食パンに切り込みを入れるだけです。
十字に切り込みを入れてもいいし、フチに沿うように切り込みを入れても◎
切り込みを入れることで熱の通りが良くなり、全体の焼き上がりが均一になります。
わざわざ包丁やまな板を出すのが面倒なので、私はお皿の上でキッチンバサミを使って切り込みを入れています^^
焼きあがってからのせるバターやはちみつがしみ込みやすくなる効果もあるので、薄切りの食パンでも切り込みを入れるのはおすすめです◎
まとめ:トーストの温度は220~250度くらいがベスト
トーストの温度は220~250℃と高めに設定し、短時間で焼き上げるのがおすすめ。
食パンの水分が残っているうちに焼き上げられるので、パサつくことがないんです。
焼くときに水分を補うのもポイント。
値段がお手頃な食パンやトースターでも、しっとりした焼き上がりになりますよ◎
毎日食べるトーストだからこそ、少しだけ温度や焼き方に気を付けておいしく食べましょう^^