漬物石がない時の代用方法は?必要な理由と漬物石の選び方も紹介

漬物石がない時の代用方法は?

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おいしい漬物があればそれだけで食卓が華やぎます。

お店で買ってきたのもいいですが、自分で好きなものを好きなだけ漬けられたら楽しそうですよね^^

じゃあ実際に漬物を漬けてみようと思ったとき、ハードルとなるのが漬物石。

すぐには用意できないから漬物石がない時の代用方法があれば知りたいですよね。


そこで今回は、漬物石がない時の代用方法について、また漬物石の必要性や選び方についてもまとめました。

漬物石がない時の代用方法

漬物石

漬物石がない時の代用方法は全部で5つ。

  • 水を入れたビニール袋
  • タルトストーン
  • 水を入れた鍋
  • 水を入れたペットボトル
  • (番外編)ばね付きの漬物容器

水を入れたビニール袋

ビニール袋を2重にし中に水を入れたものを漬物石の代わりにします。

漬物石の重さは漬物の約2倍が基本。

500gの漬物を漬けるなら1kgの水が必要なわけですが、なかなかビニール袋にそれだけの水を入れるのは難しいですよね。


なので、漬物石がない時の代用方法で水を入れたビニール袋を使うのは、漬物が少量のときがおすすめです。

水も徐々に腐っていきます。

もし袋が破れて漬物に水がかかったとき水が腐っていれば大変なので、ビニール袋の水は毎日替えましょう。

タルトストーン

お菓子作りでタルト生地やパイ生地を焼くときに使うタルトストーン。

適度な重さがあるので漬物がない時の代用方法として使えます。

タルトストーンは水に濡れるとサビてしまうことがあるので、2重にしたビニール袋に入れて使いましょう。

水を入れた鍋

漬物容器に収まるサイズの鍋に水を入れれば、十分な重さがあるので漬物石の代わりになります。

漬物をしっかり上から押さないと意味がないので、容器に合った鍋を選びましょう。


水を入れた鍋は重さ調節も簡単にでき手軽なのですが、水を密閉できないのが問題。

鍋から水が漏れてこないように、漬物はできるだけ平らにならしてくださいね。

水を入れたペットボトル

中に入れる水の量を調整しやすく、水も漏れにくいペットボトルは漬物石がない時の代用方法としてはぴったり。

使用済みのペットボトルで構いませんが、直接漬物に触れるので使う前にしっかり洗って乾燥させておいてください。


漬物に均一に重みを与えるため、アルミパッドや大皿などを敷いてからその上に水を入れたペットボトルを置きましょう。

こちらも中の水は毎日替えるのがおすすめです。

(番外編)ばね付きの漬物容器

漬物をもっと手軽に漬けたいという人におすすめなのが、ばね付きの漬物容器です。

漬物石の代わりをばね付きの押し板がやってくれるので、漬物石をわざわざ用意する必要がありません。

我が家の実家でもばね付きタイプの漬物容器がありましたが、力の弱い祖母でも難なく使えていて大活躍していました◎


新たに漬物作りを始めるという人はばね付きの漬物容器を用意するのもいいですね!

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漬物石が必要な理由

漬物石

そもそも、なぜ漬物を漬ける時に漬物石が必要なのでしょうか?

漬物石が必要な2つの理由を紹介します。

  • 野菜の水分を抜くため
  • 塩を早くなじませるため

野菜の水分を抜くため

漬け物石を使うのは漬物に使う野菜の水分を抜くためです。

大根・きゅうり・白菜など、漬物に使うような野菜は水分が多いもの。

そのままではかさがあって食べにくいですが、重しをのせることで野菜の水分をぎゅっと抜き、食べやすくします。


また、水分をしっかり抜くことで漬物は味がぼやけず、日持ちするようにもなります。

塩を早くなじませるため

漬物石を使うもうひとつの理由は、塩を早くなじませるためです。

食材に塩をまぶすと浸透圧の関係で食材の水分が外に出ます。

塩をまぶしただけでも浸透圧は働きますが、時間がかかってしまうのが難点。

そこで漬物石の出番。

漬物石を上にのせて重さを加えることで、早く浸透圧が作用し塩がなじむようになります。


しっかりと味の付いた漬物を早く漬けるために、漬物石は必要不可欠というわけです^^

漬物石の選び方

漬物石

漬物石はひとつ買うとなかなか買い替えるものではないですよね。

せっかく買ったのに「なんか使いにくい…」と使わなくなるのはもったいないもの。

ここからは自分に合った漬物石の選び方を3つ紹介します!

  • 漬物石の重さで選ぶ
  • 漬物石の形で選ぶ
  • 漬物石の素材で選ぶ

漬物石の重さで選ぶ

漬物石は漬ける野菜に対して軽すぎるとしっかり漬からず味がぼやけますし、重たすぎると野菜が固く仕上がってしまいます。

漬物石の重さの目安は、野菜に対して2倍。

例えば、白菜1玉の重さが約1500gなので丸ごと白菜を漬けるときは3kgの漬物石を用意しましょう。

漬ける野菜の量は都度変わるもの。

漬物石は重さが分割されたものを複数用意すると、臨機応変に使えますよ!

漬物石の形で選ぶ

漬物石は漬ける野菜に対して均一に重さを加えないといけません。

そのため、漬物容器の形にあった漬物石を選ぶことが大切です。

丸い容器なら丸形の漬物石、四角い容器なら四角い漬物石を選びましょう。


漬物石は重たいので、ハンドルが付いたものを選ぶと使い勝手が良くなります◎

漬物石の素材で選ぶ

一見どれも同じに見える漬物石ですが、実はいくつか素材に種類があります。

ポリエステル素材〇値段が手ごろでサイズや大きさが豊富
△傷がつきやすい
陶器素材〇丈夫で長く使える
△落としたら割れやすい
鉄素材〇鉄分が補給できる
△お手入れに気を使う

初めての漬物石なら、ホームセンターでも手に入れやすいポリエステル素材がおすすめ、

見た目にこだわりたい人は陶器素材が生活によくなじみます。

鉄素材はさびやすくお手入れに気を使いますが、自然の鉄分を補給できるのでなんだかお得ですよね◎


どれも一長一短なので、漬ける野菜の量や容器のサイズにあったものを選んでみてください。

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漬物石がない時の代用方法まとめ

漬物石がない時の代用方法をまとめました。

漬物石はしっかりと味の付いた漬物を早く作るために必要不可欠なアイテム。

長く漬物を作るなら専用のものを買うのがいいですが、手始めに漬物を作ってみたい・急に必要になったなんてときは代用方法を試してみてくださいね!

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