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運動会のお弁当や誕生日のお祝いなど、私が子どものころに出てきたチューリップ唐揚げ。
普通の唐揚げと違って骨を持って食べるっていうのがなんだか特別感があって、子ども心にごちそうだ…!と思っていました^^
自分で作ってみるまで知らなかったのですが、チューリップ唐揚げは部位として手羽元を使用しています。
一見難しそうですが、コツをつかめば自宅でもチューリップ唐揚げを再現できますよ◎
今回は、チューリップ唐揚げの部位について、また名前の由来や歴史をまとめました。
チューリップ唐揚げの部位って鶏肉のどこ?
チューリップ唐揚げの部位は手羽元です。
人によっては手羽先を使う人もいますが、定番レシピとしては手羽元を使う方が多いですね。
手羽元のほうがプリっとした身の部分が多く食べ応えがあって、個人的には好きです^^
手羽元でも手羽先でも、大事なのは骨付きであるということ。
骨があると持って食べやすいのと、骨からだしが出て唐揚げがおいしくなるためです。
骨の持ち手があってこそのチューリップ唐揚げですもんね。
チューリップ唐揚げの名前の由来
チューリップ唐揚げの名前の由来は、見た目がチューリップが咲いているように見えることからきています。
ですので、鶏もも肉や鶏むね肉を使った唐揚げはチューリップ唐揚げとは呼びません。
見た目がチューリップのようになっているかが、チューリップ唐揚げと普通の唐揚げとの大きな違いです。
となると気になるのが、チューリップ唐揚げの作り方。
どうやって手羽元(や手羽先)からチューリップの形にしているのでしょうか。
分かりやすい動画があったので紹介します!
簡単に説明すると、肉を骨から切り離して、丈夫にクルンっと巻き上げて形を作っているんですね。
慣れないうちは難しいかもしれませんが、形がいびつでも手でぎゅっと丸めること・衣を付けて揚げることで多少のカバーはできます!
精肉店によっては、揚げる前のチューリップ唐揚げ用の肉(成型した肉)が置いてあることもあるので、自分でやるのは面倒だな…という人は探してみてください^^
チューリップ唐揚げはいつから食べられてる?歴史を調査
チューリップ唐揚げがいつから食べられてるのか、実はその歴史ははっきりと分かっていないようです。
日本唐揚協会によると、鶏肉の部位の中でも骨の部分が多く売れない手羽元を、どうにか売ろうとして精肉店が考えたのがきっかけだそう(参考:オトナンサー)
私の親が昭和36年生まれなのですが、「子どものころ唐揚げと言えばチューリップ唐揚げだった」と言っていることからも、昭和中期にはメジャーな食べ物としてあったことが分かります。
私の中でチューリップ唐揚げといえば、持ち手にアルミホイルが巻かれていて、リボンで飾りつけしてあるもの。
ごちそう感が出て遠足のお弁当に入っていると嬉しかったのを覚えています^^
見た目のかわいさから人気が出たチューリップ唐揚げですが、最近では「チューリップ唐揚げってなに?」と言う人も少なくありません。
なぜチューリップ唐揚げを見かけなくなったのか、次の項目で詳しく紹介していきます。
チューリップ唐揚げは最近見かけない?
街を歩けばいたるところに唐揚げ専門店を見つけられるほど、世の中は唐揚げブームですよね。
しかし、唐揚げ専門店でありながらチューリップ唐揚げを販売しているところはほとんどないような気がします。
レストランなどでも見かけることがなくなったチューリップ唐揚げですが、作るのに時間と手間がかかることが原因として考えられます。
普通の唐揚げが一口大に肉を切るだけでいいのに対し、チューリップ唐揚げは骨から肉を切り離して丸く形を整えなけれないけません。
骨付きな分揚げるのにも時間がかかりますし、そうなるとチューリップ唐揚げを作る人の人件費もかかってきますよね。
そこまで手間もお金もかけて売れるか、というとそこまで爆発的に売れるわけでもなく…。
徐々にチューリップ唐揚げを作るお店が減ってきて、平成に入ったころにはほとんど見られなくなったようです。
ただ、最近のレトロブームによってチューリップ唐揚げは再び注目を浴びてきています。
手間はかかるけど実は意外に簡単に作れること、見た目のかわいさから、子どものお弁当やパーティのメニューとして作ってみた!と言う人がSNSにはたくさん^^
お店でも食べられるところが増えると、チューリップ唐揚げの第2ブームがきそうですよね。
『餃子の王将』の店舗によってはチューリップ唐揚げを置いてあるところがあるようなので、近所に王将がある人はチェックしてみても!
まとめ:チューリップ唐揚げの部位は手羽元
チューリップ唐揚げの部位は手羽元が基本。
ただ、手羽元を使う場合もあり、どちらも骨から肉を切り離して丸く整えてチューリップの形にします。
売れない手羽元を売り出すために生まれたとされるチューリップ唐揚げですが、食べやすく見た目もかわいいのでお祝いの場にはぴったりです。
コツさえつかめば簡単に作れるので、ぜひ手作りにチャレンジしてみてくださいね^^