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昔から日本の保存食として親しまれてきた梅干し。
炊き立てのご飯と梅干を一緒に食べると「日本に生まれてよかったな~」って思います^^
そんな梅干し、保存容器としてプラスチックを使ってもいいのでしょうか?
梅干の保存容器はどんなものが適しているのか気になりますよね。
そこで今回は、梅干しの保存容器はプラスチック容器でもいいのか、プラスチック容器を使うときの注意点についてまとめました。
梅干しの保存容器はプラスチック容器でも平気?
梅干しの保存容器はプラスチックでも問題ありません。
梅干しというと、大きな甕(かめ)を想像する人も多いと思います。
大きな甕にぎっしり詰まった梅干しは見るからにおいしそうですよね。
老舗の漬物屋などが梅干しの保存に甕を使っているのは、甕が梅干しの塩や酸に強く、また外気の温度変化の影響を受けにくいから。
梅干しをいい状態で長期間保存できるからです。
でも、甕って大きいしやたら重くて、一般家庭で使うにはちょっと使いにくいもの…。
家庭で梅干しを保存するなら、用意しやすくて出し入れもしやすい容器じゃないと大変です。
そんな時に使えるのが、プラスチック容器。
いわゆるタッパーは軽いし値段も手ごろでどこでも売ってる、大きさもバリエーション豊富だから自分が漬けた梅干しの量に合わせて適切なサイズの容器を用意することができます。
私の実家は梅干しを毎年漬けていますが、プラスチック容器に小分けにして冷蔵庫に保存しています。
問題なくおいしく食べることができますよ◎
梅干しの保存をプラスチック容器でする時の注意点
梅干しの保存はプラスチック容器でも大丈夫ですが、いくつか保存には注意点があります。
- 耐熱温度が100℃以上のプラスチック容器を選ぶこと
- プラスチック容器が変色したり手触りが変わることもあるということ
耐熱温度が100℃以上のプラスチック容器を選ぶ
梅干しは非常に塩分の高い食品なので、他の食品に比べて傷みにくくなっています。
ですが、長期間保存することを考えて保存容器は消毒しておくことをおすすめします。
アルコール消毒でもいいですが、手軽なのは煮沸消毒。
煮沸消毒する際に注意してほしいのは、プラスチック容器の耐熱温度です。
プラスチック容器によっては耐熱温度が100℃以下のものもあり、そうなると熱湯の温度に耐え切れずプラスチック容器が溶けたり変形してしまいます。
煮沸消毒を考えているなら、耐熱温度が100℃以上のプラスチック容器を選びましょう。
耐熱温度はプラスチック容器のパッケージだけでなく、プラスチック容器の底に印字されていることも多いので一度確認してくださいね^^
プラスチック容器が変色したり手触りが変わることもある
梅干しの強い酸はプラスチック容器を溶かすのでは?と心配になるかもしれませんが、食品の酸くらいでプラスチックが溶けてしまうことはないそうです。
梅干しがすっぱいから感覚的にプラスチック容器に入れると、プラスチックが変化するのではないかと心配する人が多いようです。
しかし食品の酸ぐらいではプラスチックは大丈夫です。
安心してご利用ください。
プラスチックに関するQ&A
安心して梅干しの保存にプラスチック容器を使ってくださいね。
ただし、長期間梅干しを入れていることによってプラスチック容器の内側に梅干しの色がついてしまうことはよくあります。
また、プラスチック容器が溶けることはないにしろ、梅干しが触れていた面の樹脂がザラザラとした手触りに変わることがあります。
私は以前手作りのピクルスの保存にプラスチック容器を使っていたことがあります。
何回か同じプラスチック容器にピクルスを入れていると、確かにプラスチック容器の内側がザラザラになったんですね。
私の場合はお酢に含まれる酸の影響ですが、梅干しでも同じことが起きるようです。
プラスチック容器の変色も手触りが変わることも、人体に影響はありませんが、気になる人は梅干し専用のプラスチック容器を作ることをおすすめします◎
梅干しの保存容器におすすめの商品
梅干しの保存容器としておすすめの商品を紹介します。
用途や梅干しの量に合わせて選んでください。
プラスチック容器
梅干しがたっぷり保存できる大きめサイズのプラスチック容器。
深さが7.8㎝と深すぎないので、梅干しを重ねすぎて梅干しが潰れてしまう心配もありません。
しっかりロックできるので、汁が漏れる心配がないのも安心ですね。
甕
「梅干しはやっぱりカメ(壺)に入れないと」という人におすすめなのが、家庭でも使いやすいミニサイズのカメ。
重さが約430gなので持ち運びしやすく、食卓にそのまま出しても違和感がありません。
まとめ:梅干しの保存容器はプラスチックでもOK
梅干しの保存容器はプラスチックでも問題ありません。
長期間保存することで、プラスチック容器が変色したり内側の手触りが変わってしまうことはありますが、軽くて持ち運びしやすい手軽さは魅力ですよね◎
梅干しを長期間保存するためにも、事前にアルコール消毒または煮沸消毒を忘れないようにしましょう!