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料理をしようとレシピを見ると、材料欄に『濃口醤油』と醤油の指定をしていることがあります。
そんなとき『薄口醤油しかないから作れない』と諦める必要はありません。
薄口醤油しかないときでも濃口醤油の代用はできるんです!
ただ、薄口醤油をそのまま代用に使うとしょっぱすぎることもあるので注意が必要です。
今回は、薄口醬油しかないときの濃口醬油の代用方法や、薄口醬油と濃口醬油の違いについてまとめました!
薄口醤油しかない!濃口醤油の代用はできる?
薄口醬油しかないときでも、自宅にある濃口醬油で代用はできます!
醤油は薄口・濃口と使い分けたほうが料理のバリエーションが増えるのは確か。
でも、どちらか片方しかなくても料理はできるので安心してくださいね。
薄口醤油はガツンとしたうま味が欲しい料理には向いていない
私もその時の気分で醤油を買うので、自宅に常備してる醤油が薄口しかないなんてときもあるんですね^^;
そんなときはレシピに濃口醬油と書いてあっても薄口醬油を使っちゃってます。
色が薄い分、角煮とか照り焼きのような見た目に茶色が欲しいときには少し物足りないですが(笑)、味はおいしくできます♪
ただ、濃口醤油を使ったときのような醤油のガツンとした味わいは感じることができないので、角煮・すき焼き・佃煮など醤油をたくさん使う料理には濃口醬油を使ったほうがいいでしょう。
薄口醬油で代用するときは分量に注意
薄口醤油を濃口醤油の代用として使うときは、分量に注意しましょう。
薄口醤油は濃口醤油より塩分が高いです。
大さじ1杯の量ならあまり変わりはありませんが、大さじ2杯以上の量を使うなら気持ち少なめに入れるようにしてください。
しょっぱくなりすぎるのを防ぐことができますよ◎
くれぐれも、濃口醤油を使ったときの色味を目指して薄口醤油を入れるのはNG!
薄口醤油は多く入れたからといって料理の色味が濃くなるわけではありません。
「薄口醤油はしょっぱい」というのは、濃口醤油を同じように薄口醤油を使うから。
薄口醤油は色がつかない分、使った分量が把握しにくいです。
味見をしながら少しずつ味付けするようにしましょう。
薄口醤油と濃口醤油の違い
薄口醤油と濃口醤油の違いは、見た目の濃さだけではありません。
2つの違いを比較してみましょう。
薄口醤油はだし文化が広まっている関西地方でよく使われています。
色や香りが濃口醤油に比べて薄いので、素材の持ち味や色を活かして味付けできるのが特徴。
色が薄い分塩分が低いイメージがありますが、実は濃口醬油より塩分が高いので注意が必要です。
私も昔「塩分が気になるから」と薄口醤油を選んだことがありますが、これは大間違い^^;
塩分が気になるときは『減塩醤油』『塩分ひかえめ醤油』を選ぶようにしましょう!
濃口醤油はポピュラーな醤油で、日本全国に流通している醤油の8割は濃口醬油なんだとか。
調理の味付けにはもちろん、お刺身などかけるときにも使える万能調味料が濃口醬油なんです。
濃い味と濃厚な香りを持つ濃口醬油は、臭みのあるような肉や魚を醤油で包み込むことで食べやすくしてくれますよ!
薄口醤油しかない!どんな料理に使える?
薄口醤油だけでも料理はできますが、薄口醤油にはその特徴を活かした得意な料理があります。
濃口醤油は料理がどうしても茶色く仕上がってしまうので、素材の色を際立たせて美しい仕上がりにしたい料理に薄口醤油を使うのがおすすめ!
例えば、
- 茶碗蒸し
- だし巻き卵
- 炊き込みご飯
- おでん
- お吸い物
- 含め煮
- カルパッチョ
- マリネ
など。
見た目がきれいになるので、お祝いの料理に使われることが多いですね。
また、料理だけじゃなくて、なんとお菓子作りにも薄口醬油は使うことができるんです^^
饅頭の皮やクッキー生地を作るとき、ぜんざいを食べるときなどに少し薄口醬油を加えると、薄口醬油の複雑な味わいで甘みがグッと引き立ちます。
色味が変わらないからお菓子作りにも使えるというわけです◎
薄口醤油しかない時に濃口醤油の代用はできる?まとめ
- 薄口醬油しかないときでも、濃口醬油の代用として使うことはできる
- 色味をしっかりつけたい料理や、ガツンとした醤油の味わいがほしいときには濃口醬油のほうがいい
- 薄口醬油はしょっぱいので、濃口醬油の代わりに大さじ2杯以上使うときは気持ち少なめに使うようにする
薄口醬油しかないときでも濃口醤油の代用はできるので安心してください^^
ただ、薄口醬油の良さは素材の色と香りを引き出すこと。
ガツンとした醤油のうま味・食欲をそそる茶色い見た目を出すことはできません。
角煮・すき焼きなどたくさん醤油を使う料理には濃口醬油を使うことをおすすめします!