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手軽にできる美容法として有名なのが、1日に水を2L飲むこと。
時間もお金もかからないのに効果を実感できるからいいな~とは思うんですが、私は水を飲むのが得意じゃなくて^^;
味がない飲み物を2L飲むのって結構キツイんですよね…。
そうなると気になるのは、水2L飲むのは麦茶でもいい?ということ。
麦茶なら飲みなれてるし水に比べて2L飲むハードルが低いけど、何か問題があるのかどうか知りたいですよね。
そこで今回は、水2L飲むのは麦茶でもいいのかどうか、また2Lの水分を飲むのときの注意点に関してもまとめました。
1日に水2L飲むというのは麦茶でもいい?
1日に水2L飲むのは麦茶でもいいのか気になるところですが、結論から申し上げますと麦茶でも問題ありません!
水を2L飲むのはなかなかしんどいけど、麦茶でもいいなら難なく1日2Lクリアできそうですね^^
なぜ水2L飲むのが麦茶でもいいのかというと、麦茶はカフェインや糖分が入っていないから。
味がついているものの、水と同じように飲むことができるからです。
1日に水を2L飲むといいとされるのは、水を飲むことで
- お通じがよくなる
- 食べ過ぎを防ぐ
- 肌の乾燥を防ぐ
といった効果が期待できるからなんですが、例えばコーヒーやジュースを「水分だから」といって1日2L飲むと上記の効果が期待できる以上のデメリットが生まれてしまいます。
カフェインの摂りすぎや糖分の摂りすぎによる健康被害です。
ところが、麦茶はお茶ではあるけれどノンカフェインで糖分もゼロなため、たくさん飲んでも健康被害が起こることはありません(冷えた麦茶の飲みすぎはよくないですが)。
水2Lは麦茶でもいいというのは、麦茶が水に最も近い飲料だから。
飲みなれていない水を大量に飲むのはしんどいので、無理せず麦茶で代用してくださいね。
水2Lはウーロン茶や緑茶でもいい?
「うちには麦茶がないからウーロン茶を1日2L飲もう!」と考える人もいるかもしれませんが、ちょっと待って!
同じお茶でもウーロン茶は水2Lの代わりにはなりません。
なぜかというと、ウーロン茶にはカフェインが入っているからです。
ここでお茶に含まれるカフェインの含有量(100gあたり)を見てみましょう。
玉露 | 160㎎ |
煎茶 | 20㎎ |
ほうじ茶 | 20㎎ |
玄米茶 | 10㎎ |
紅茶 | 30㎎ |
ウーロン茶 | 20㎎ |
参考:伊藤園
ウーロン茶のカフェイン量はお茶の中では低いものの、しっかりと入っていることが分かります。
ちなみに、【玉露・煎茶・ほうじ茶】はまとめて緑茶に分類されるもの。
カフェイン量が多いので水2Lの代わりに飲むのはやめておきましょう。
覚えておいてほしいのは、カフェイン自体は決して体に悪いものではないということ。
覚醒作用で眠気を防いだり、またアルコールを分解するので二日酔いにも効果的とされており、適度に摂る分には問題はありません。
ただ、摂りすぎると
・利尿作用でかえって水分不足になりやすい
・夜に眠れなくなる
・頭痛
といった身体の不調が出てきてしまいます。
カフェインはウーロン茶や緑茶だけでなく、コーヒーやチョコレート、栄養ドリンクなど意外と身近なものにも含まれています。
水2Lの代わりにカフェインを含む飲み物を飲むとカフェインの摂りすぎになってしまうので、注意してください。
水2Lの代わりになる飲み物
水2Lの代わりになる飲み物を今回調べてみたのですが、結論から申し上げますと麦茶意外におすすめできるものがありませんでした><
というのも、ノンカフェインで糖分や油分が入っていない飲料であっても、1日2Lと大量に飲むのには適していないものがほとんどだったんです。
飲みすぎによる副作用をまとめてみました。
とうもろこし茶 | 利尿作用がある |
黒豆茶 | イソフラボンの過剰摂取になる |
そば茶 | 体を冷やす |
ごぼう茶 | 胃痛や吐き気 |
あずき茶 | 下痢や便秘 |
1日2Lというように大量に飲むのには適していないだけで、どのお茶も適量飲む分には何ら問題はありません。
ですが、水2Lの代わりに飲むのは副作用の面からしてもおすすめできません。
ハーブティーも同じく注意が必要です。
ノンカフェインでリラックスするときには最適なお茶ですが、ハーブの種類によっては整腸作用で下痢を引き起こしたりアレルギーを誘発するものもあるんです。
妊娠中や授乳中は避けるべきハーブティーも多くあり、ほとんどのハーブティーは1日2~3杯を摂取量の目安としています。
大量に飲むのには向いていないんですね。
カフェインや糖分が入っていないからといってOKというわけではなく、その飲料を大量に飲むことによって起こる副作用を事前に確認しておくのが大切です。
2Lの水分を飲むときの注意点
水2Lは麦茶でもいいですが、ただ飲めばいいというわけではありません。
ここからは2Lの水分を飲むときの注意点を3つ紹介します。
- 冷やして飲みすぎないこと
- 一度に大量に飲まないこと
- 硬水の飲みすぎは避けること
冷やして飲みすぎないこと
キンキンに冷やして飲む水や麦茶はおいしいですが、冷たい飲み物を飲みすぎると体が冷えてしまいます。
体の冷えは血行が悪くなることからむくみにつながったり、胃腸を弱らせ食欲不振や下痢に繋がることも。
汗をかいた暑いときに水分補給で冷たい水やお茶を飲むのはいいですが、それ以外の場面では極力常温で飲むように意識してください。
一度に大量に飲まないこと
私もよくやりがちなんですが、「1日に2L飲まなきゃ!」と一気に大量に水分を取るのはやめましょう。
人間の体はたくわえられる水分の量に限りがあり、一度に大量に飲んでも吸収されない分は体外に排出されます。
飲んでも意味がないなんてことになるんですね。
水分は少量をこまめに分けて飲むのが基本。
コップ1杯を何回かに分けて飲んでください。
私は飲むのを忘れてしまうので、「1時間に1回飲む」という風に時間を決めています^^
硬水の飲みすぎは避けること
ダイエット効果が期待できると人気の硬水。
ですが、飲みすぎはマグネシウムの多量摂取で下痢を引き起こす恐れがあります。
1日2Lの水分を全て硬水にするのはやめて、軟水とブレンドして飲むようにしましょう。
まとめ:水2Lは麦茶でもいい
水2Lは麦茶でもいいのかどうかまとめました。
麦茶はノンカフェインで糖分も含まれていないため、水の代わりにすることができます。
味の付いた麦茶なら飲みやすく、1日2Lのノルマも難なくクリアできそうですね^^
ただし、冷たい麦茶は体を冷やして体調不良を引き起こします。
常温のものをこまめに分けて飲み、体に負担がかからないようにしましょう。