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朝ご飯やお弁当にちょっとだけ欲しいウインナー。
本当は茹でたり焼くのが一番なんですが、ウインナー1本のためだけにコンロを使うのは面倒ですよね。
なので私はいつもウインナーをレンジでチンしていますが、ひとつだけ難点が。
それは、ウインナーがレンジで爆発すること。
なぜウインナーが爆発するのか、爆発させない方法があれば知りたいですよね。
そこで今回は、ウインナーがレンジで爆発する理由について、また爆発させないための対処法をまとめました。
ウインナーがレンジで爆発する理由
ウインナーがレンジで爆発するのは、加熱によってウインナーの皮が破裂してしまうからです。
ウインナーのパリッとした食感は、肉だねを羊や豚の腸に詰めているため。
肉だねのうま味が外に流れ出ないよう、しっかりと腸で包んでいます。
おいしさの要の腸が、実はウインナーがレンジで爆発する原因になっているんです。
どういうことかというと、ウインナーに限らず食品を電子レンジで加熱すると、食品の中の水分が水蒸気となって中から出てきます。
多くの食品は水蒸気が無数の穴から自然に外に放出されますが、腸詰めされたウインナーは別。
肉だねを閉じ込めている腸が水蒸気を逃さないので、ウインナーの中は徐々に水蒸気でパンパンに膨れていきます。
結果、限界までウインナーが膨張し、最後は耐え切れず爆発してしまうというわけです。
爆発したウインナーをよく見ると分かりますが、皮が破裂しているのが分かると思います。
ちなみに、腸詰めされていない皮なしのウインナーは、レンジで爆発する可能性は非常に低いです。
ウインナーの中の水蒸気を閉じ込めるものがないですからね。
ですが、皮なしウインナーでも長時間レンジで加熱し続けると爆発することもあるので注意しましょう。
ウインナーをレンジで爆発させないためのポイント
ウインナーをレンジで爆発させないためのポイントは2つ。
- ウインナーの中の水蒸気を逃がしてあげること
- ウインナーの中に水蒸気がたまらないうちに加熱をやめること
ウインナーの中の水蒸気を逃がしてあげること
ウインナーをレンジで爆発させないためには、加熱によってたまった水蒸気を逃がしてあげることです。
ウインナーをレンジで加熱する前に下準備として
・ウインナーに数か所つま楊枝で穴をあける
・ウインナーに数か所包丁で切り込みを入れる
上記のいずれかを行いましょう。
事前に水蒸気の逃げ道である穴や切り込みを入れておくことで、ウインナーの中に水蒸気がたまることはありません。
穴をあけすぎたり、切り込みを入れすぎるとウインナーの肉汁も流れ出てしまうので、ほんの少しだけにしておいてくださいね。
ウインナーの中に水蒸気がたまらないうちに加熱をやめること
ウインナーをレンジで爆発させないためのポイント2つめは、ウインナーの加熱時間の調整です。
ウインナーの中に水蒸気がたまってパンパンになる前に加熱をやめて、爆発を防ぎましょう。
ウインナーのレンジでの加熱時間ですが、「シャウエッセン」を販売している日本ハムは以下のように加熱時間を提示しています。
500W | 600W | |
3本 | 約30秒 | 約20秒 |
6本 | 約60秒 | 約40秒 |
ただ、電子レンジは種類によって加熱の差が大きいので、まずは表記の時間より少なめの時間で加熱してみてください。
私はウインナーを1本だけレンジで加熱しますが、我が家の電子レンジだと600Wだと10秒でちょっと怪しい感じがします(爆発しそうな感じ)。
15秒前後が爆発するギリギリの加熱時間です。
天然の腸で腸詰めされたお高めのウインナーの方が爆発しやすいので注意!(シャウエッセンやアルトバイエルンなど)
加熱時間が短いとウインナーが十分に温まってないし、ウインナーをレンジで加熱するのって難しいですよね。
何度か試したらベストな加熱時間が見つかると思いますが、それまではウインナーをレンジで加熱したらその場を離れずにつきっきりで見守るようにしましょう!
ウインナーをレンジで爆発させずに加熱する方法
最後に、ウインナーをレンジで爆発させずに加熱する方法を2つ紹介します。
- ラップをかけて加熱する方法
- レンジでボイルする方法
ラップをかけて加熱する方法
- ウインナーは袋から出し、耐熱皿に重ならないように並べる
- ふわっとラップをかけて600Wで10秒加熱する
- 温まっていないようならさらに10秒前後加熱する
ラップをかけることで、万が一ウインナーが爆発してもレンジの中に飛び散るのを防ぎます。
ウインナーは少ない時間から加熱し、足りなければ足す方式で!
ウインナーの皮がパンっと張った状態になれば完成です◎
レンジでボイルする方法
- 深めの耐熱容器にウインナーとかぶるくらいの水を入れる
- ラップをせずに600Wで1分加熱する
- そのままさらに1分置いておく
ウインナーはボイルすることで脂が落ちさっぱりと食べられます。
電子レンジで加熱後はそのまま置いておき、余熱でウインナーの中までしっかり温めましょう。
加熱後はお湯が熱くなっているので注意してくださいね。
まとめ:ウインナーをレンジで爆発させない方法もある!
ウインナーがレンジで爆発するのは、皮が破裂するため。
加熱によってウインナーから出た水蒸気が逃げ場を失い、パンパンになることで最後は耐え切れなくなって爆発します。
事前にウインナーに穴をあけたり切り込みを入れることで爆発を防げますが、うま味も抜けるのが難点。
おいしくウインナーを食べたいという人は、加熱時間を調整する方法がおすすめです。
電子レンジによって加熱時間は変わるので、まずは少ない時間で少しずつ加熱してくださいね。