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料理の付け合わせにしたりそのまま食べたり。
何かと食べる頻度の多いゆで卵ですが、ちょうどいい茹で加減に仕上げるのって結構難しいですよね。
私は半熟のゆで卵が好きなのですが、「固ゆでにならないように」と茹で時間を少なくすると半熟にもなっていないフルフルのやわらかいゆで卵になってしまうことがよくあります><
フルフルのゆで卵は殻をむくのも一苦労で…。
ゆで卵がやわらかすぎてむけないとき、きれいにむくための方法があれば知りたいですよね。
そこで今回は、ゆで卵がやわらかすぎてむけないときの対処法についてまとめました。
ゆで卵がやわらかすぎてむけないときの対処法
ゆで卵がやわらかすぎてむけないときの対処法は2つ。
- 再び殻ごと茹で直す
- ゆで卵を10分ほど冷やす
再び殻ごと茹で直す
ゆで卵がやわらかすぎてむけないときは、再び殻ごと鍋に入れて茹で直ししてみてください。
茹で直しして白身に固さを与えることで、殻がむきやすくなります。
私は殻をむきやすくするためだけでなく、もう少し黄身を固めに仕上げたいとき茹で直ししています。
ゆで卵を茹で直すときに大切なのは、茹でる時間は通常のゆで卵と同じ時間にするということ。
例えば、いつもゆで卵を作るときに沸騰してお湯に入れて8分茹でているなら、茹で直しも同じように茹でてください。
「最初に茹でてあるから、追加で何分か茹でれば固まるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実はそうじゃないんです。
私はフルフルのゆで卵を追加で5分ほど茹で直ししたことがあるのですが、5分でも黄身はトロトロのままでした><
卵には凝固温度(固まる温度)があって、
黄身の固まる温度:約70℃
白身の固まる温度:約80℃
茹で直しのときも、この凝固温度まで達しないと卵が再び固まることはありません。
一度鍋から出して皮をむこうとしたゆで卵は温度が下がっているため、追加で5分茹でたくらいじゃ白身までしっかり固まらないんです。
ゆで卵を水から茹でて作るときも沸騰したお湯から茹でて作るときも、好みの固さになるまでしっかりと茹で時間をとってくださいね!
ある程度白身が固まったゆで卵は、やわらかいままより殻がむきやすくなります。
茹でたあとは冷水にさらして10分ほど置いておきましょう。
後ほど詳しく紹介しますが、冷水にさらす時間を取ることで、ゆで卵の殻はツルっとむきやすくなるんです。
ゆで卵を10分ほど冷やす
茹で直しする時間がない・茹で加減はそのままでもいいというときは、そのままゆで卵を10分ほど冷水にさらしてみてください。
冷やすと白身のタンパク質がぎゅっと縮むことで、殻との間に隙間ができるのでむきやすくなります。
途中まで殻をむいていても大丈夫!
こちらは冷水にさらすことで、殻と白身の間に水が入りつるっと殻がむけるようになります。
「たったこれだけで?」と思うかもしれませんが、ゆで卵を冷やすだけでむきやすさが格段にアップするのでぜひ試してみてください^^
ゆで卵がきれいにむけない理由
ゆで卵によっては殻がツルっとむけるときもあれば、殻が細かく割れたりくっついたりでむきにくいときもあって。
なぜゆで卵がきれいにむけないことがあるのでしょうか?
その答えは、白身の薄皮が卵の殻の内側にぴったりとくっついてしまうからです。
白身には二酸化炭素が含まれているのですが、二酸化炭素は加熱により約2割体積が膨張する性質を持っています。
卵を茹でると二酸化炭素が膨らみ、それまで隙間があった卵白の薄皮と殻の内側が接してしまうんですね。
殻をむきにくいのは薄皮がぴったりとくっついているためです。
卵の殻には目に見えないたくさんの小さな穴があいており、時間が経つにつれ二酸化炭素は抜けていきます。
「ゆで卵は新鮮な卵より古い卵のほうが殻がむきやすい」と言われるのは、二酸化炭素の量が少ないためです。
殻がむきにくいのは卵が新鮮な証拠というと嬉しいですが…。
とはいえ、我が家ではたくさん卵を消費するので今から茹でる卵が古いか新しいか分かりません^^;
そんなときは事前に卵に穴をあけてから茹でましょう!
卵に小さな穴をあけてから茹でることで二酸化炭素の抜け道を作ります。
また、茹でている途中で白身と殻の間に水が入るので、より殻がむきやすくなりますよ^^
ゆで卵に穴をあけるときは画鋲でもいいですが、専用の穴あけグッズを使うとより便利です。
100円ショップでも売っているのでチェックしてみてくださいね。
まとめ:ゆで卵がやわらかすぎてむけないときは再び茹で直した上で冷水にさらす
ゆで卵がやわらかすぎてむけないとき、私は再び茹で直ししています。
茹で直しすることで白身がかたまり殻をむきやすくなるだけでなく、黄身もいい半熟加減になるためです。
茹で直しで大事なのは、卵を一から茹でるのと同じ時間茹でること。
また、茹でたあとは冷水にさらすのも忘れないでくださいね。